今年の夏も暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。ここ、三鷹ロイヤルの丘でも暑い日が続き、じりじりと日が照りつけています。そんな暑さにも負けず、三鷹ロイヤルの丘周辺では蝉の声が響きわたり、また夏を一層暑いものにしています。

 「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と松尾芭蕉が詠んだように、夏の季語にもなっている【蝉】と言えば、大きな鳴き声が特徴的ですよね。夏の暑い日に公園付近に行くと、あちこちから蝉の鳴き声が聞こえてきます。この鳴き声はちょっと特殊で、とても高い周波数となっているようです。この鳴き声は、携帯電話で伝わる周波数を超えているため、携帯電話越しに蝉の鳴き声は伝わらないそうです。(鳴き声に個体差はあるそうですが。)皆様も試してみてはいかがでしょうか?

 特徴のある鳴き声以外では、蝉に対して「夏に出てきて、木の上で鳴き、短い生涯を終わらせる」というイメージがあります。最近では温暖化の影響もあり、10月に入っても蝉が鳴いている光景も見られるそうです。また、成虫期間は1〜2週間の儚い命と教わった記憶があるのですが、成虫の飼育が困難で短い期間で死んでしまう事からきた俗説で、野外では1ヶ月ほど生存しているそうようです。さらに幼虫として地下で生活する期間は最大で17年に達するそうで、短命どころか昆虫類でも寿命の長さは上位に入るそうで、私が認識していた蝉とは、生態が大きく異なっていた事に驚いてしまいました。

 そんなある日、三鷹ロイヤルの丘の敷地内で大変珍しいものを職員が発見しました。
 駐輪場に止めてある自転車の車輪に、たくさんの蝉の抜け殻が付いておりました。1台だけではなく、4、5台の自転車にたくさんついています。こんなに蝉の抜け殻を見る機会はそうそうないと思います。その珍しい光景に、間近で見た職員は皆、驚きまして夏ならではの思い出となりました。

 脱皮をした蝉たちは、意外と長寿という事ですので、この記事を書いている今も木の上で鳴き、夏を盛り上げていることでしょう。